傷と勲章

私が受けたDVの実録。アメリカで闘って生きた誇り。

自己紹介です

アメリカ在住8年目、法律事務所で働く傍らYouTuberやってます、れいと申します。はてなブログのもう1つのアカウントでは「リアルなハワイ生活」エッセイ漫画をいくつかポストさせていただいておりましたが、そろそろ「リアルなアメリカ生活」を書き始めようかな、と。

 

とりあえず簡単に自己紹介を。
埼玉生まれ。とても厳しい両親の元で育ちます。殴る蹴るは当たり前、鳩尾キックや椅子で殴られたことも。泣くと「うるさい」と言われさらにエスカレート。「親以上に怖いものはない」という認識は未だ健在。

 

厳しい教育のおかげかストレートで大学卒業。その後中学校教諭やディズニーランド、日本航空などを経て、2012年にインターンビザでハワイへ。移住1年後くらいにウサギと同居を始め、今も仲良しです。

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2015年にアメリカ人男性と結婚をしアメリカ永住権、俗にいうグリーンカードを取得。
…とまあ、ここまではよくある話ですかね。あ、鳩尾キックはなしですけど。

 

その後、旦那の意向で2016年にラスベガス移住。引越し後即働き始めた私とは対照的に彼は無職、昼間からギャンブルをし浮気をし酒を飲みマリファナを吸う彼を私が養う状態が数か月続きました。

 

そしていざ始めた仕事はマリファナ販売。
生活費は入れぬまま私の財布から金やカードを盗み。無免許のまま私の車を乗り回したことも1度や2度ではありません。私が不満と意見をすると声を荒げ物を殴りアビューズが始まりました。

 

それで黙るわけのない負けん気の強い私(元々育ったのは虐待まがいの家庭、痛みにはとことん強い)。反抗すると今度はDVとマリファナの強要が始まります。殺されてもただで死んでたまるか、と当時は就寝の際、常にナイフを握り、起きているときはなるべく同じ空間にいるのを避けるため朝から晩まで働き、1日3時間のブートキャンプをしていました。トラックのタイヤ担いで走ったりして、もう逞しいったらないわ。

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そこらへんの男の子より逞しいと思う。
…まあそれはいいとして。
そんな間も彼の浪費は続き、数万ドルのカードローンを背負わされる羽目に。これは未だ返済中。

 

身も心もギリギリまですり減らしつつも負けてなるものかと闘い続けた私でしたが、彼の暴力が私の大切なウサギに及んだ時点で「これはあかん」と、最低限の荷物とウサギを連れて夜逃げ。その後彼とは一度も会わないまま離婚を成立させ、ハワイに戻ってきたのです、はい。

 

簡単に語るとこんな感じ。

モラハラやDVに悩んでいる人、もう人生終わりだと嘆いている人、あなただけじゃない。私も同じだった。「ここで死んだら楽だろうな」って何回も思った。

 

これは、生まれたところでも自分の国籍でもないアメリカで、闘って生き続けている私の記録です。