傷と勲章

私が受けたDVの実録。アメリカで闘って生きた誇り。

お知らせ

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

 

こちらで不定期に更新させていただいている「傷と勲章」ですが、noteのみの更新にさせていただこうと思います。

noteには今後も書き続けていきますので、よろしければこれからもよろしくお願い致します。

 

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傷と勲章、まだまだ序章です。

これからどんどんボロボロになり精神をむしばまれ、生きる気力を奪われていきます。

 

落ちて堕ちて、どうにもならなくなって死ぬしかないとすら思った時代の話。アメリカで生きて闘った私の経歴。マイペースに続けていきますよ。

 

 

別件。同アカウントの別ブログで、ハワイ生活のゆるゆる漫画を掲載しております。

よろしければそちらもご覧いただけると嬉しいです☆

shunray3.hatenablog.com今はこんなに元気になりました。

 

私の経験が、誰かの明日を生きていく糧になりますように。

 

 

傷と勲章#6 アパート更新?からの進展

EXと付き合い始めて7か月ほど経つ頃、私が一人暮らしをしていたアパートの契約更新の時期が近づいてきました。

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当時私は会社からビザをもらい働いておりました。その意味は「就労ビザワーカーは決められた会社でしか働くことができない」ということ。バイトもできないのでかなり貧しい。
ちなみにバラすと、当時の私の手取りは月$1600、家賃が月$1200でした。残った$400で、光熱費やら携帯やらウサ王子のごはんやら私の食費やらを賄う…

 

って本当にどうやって生きていたんだ私は。
念のため書いておくけど、不正労働とかは全くしてなかったですよ!
たまにお客さんからもらうお菓子や、王子のおやつのセロリをかじったりして食費を削れるだけ削っていました。

 

でももちろん限界はある。餓死したくない。
じゃあ他に削れるところは…あ、家賃か。

 

というわけで引っ越しをすることにしました。
しかし引っ越してもホノルルはホノルル。通勤圏内は限られるので結局高いものは高い。気兼ねするし相手にもよるからできる限りは避けたかったけど、こりゃルームシェアを視野に入れるしかないな、と思い調べ始めていました。
その旨をEXに伝え「もう来月以降私の部屋には来れなくなるよ。でもYouは未だ元カノと住んでるわけだし、どこか外でしか会えなくなるね」と付け加えました。
元カノがいない時にEXの部屋に行くという手もないわけではなかったけれどそれでは本命彼女である私がまるで浮気相手のようなので気にくわず断固として拒否。
すると予想外のことが。

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なんとEXが元カノに退去通告を出したのです。
なんでも、未だ一緒に住んでいることに対して私が不満を口にした時に、既に出ていくように伝えていたらしく。
また元々その部屋はEX名義で契約をしており、彼女は転がり込んできただけなので別れた時点で出ていくべきだった、荷物をまとめる時間として1週間の猶予を与えたけど以降は鍵を取り上げるからもう出入りはさせない。
「これでYouも安心でしょう?ワイキキのアパートに一緒に住もう」と。

 

すごく嬉しかった。
だって私の当時の懸念は『元カノ』の存在。「別れた、今はただのルームメイト」とは言っても、おもしろいはずがない。
かと言って私が出しゃばって「追い出して」なんて言えるはずもない。

 

私の住む場所を提供してくれる(まあ家賃は半額払うけど)だけでなく、私の気持ちを汲んでくれた行動にすごく感動しました。

 

またそれと共に、一緒に住めば外で会う機会も減り、外食などの出費も減るだけでなく、自炊することにより健康面への効果もいいだろう、と今後の二人の関係に希望を抱けるようになりました。

 

つづく。

 

傷と勲章#5 マリファナの告白

その後も約束の時間を守られることは基本的になく。
「いつも私が待たされた」という、もはや神田川の世界。

 

映画を見に行く日やレストランの予約があるときなど、当初こそイライラしたり不平を言ったりもしたけれど、その度に「I know!」や「OK!」(どちらも「わかってる!」の意味)と怒鳴られたり「I'm like that person!」(自分はそういう人間なんだよ!)と開き直られたり、また「ショウガナイネ!」とふざけ気味に片言の日本語でへらへらと言われたりするので、それに対しては言及することを止めました。

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またEXは自分でもよく言っていたのだけれど「Emotional person(感情的なタイプの人間」。まあこれはアメリカ人には多い。
怒るときは全力で怒鳴り、逆にうれしいときは飛び上がるだけでなく思いっきり表情にも出して、時には泣きながら喜びを表現する。
感情を表に出すことが比較的が苦手で、奥ゆかしいタイプの日本人にはちょっと面食らう反応だけど、サプライズをしてあげた時にそれだけ喜んでくれると、正直こっちもうれしいしやりがいを感じられます。

 

なので楽しいことが起こったとき、仲良くお酒を飲んでいるときや面白い光景を見た時その他諸々…一緒に盛り上がるときはとてもエキサイティングで大笑い。英語も徐々に上達しているのかな?なんて思うこともできてうれしさ二倍。
好きな人と共にいれば悲しみは半分に、うれしいことは倍に、とはよく言ったもんだなあ、と改めて実感したものです(遠い目)

 

そんなある日EXと一緒にディナーをしていた時。突然衝撃的な告白をされます。

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「Youはマリファナの経験ある?」

 

まりふぁな。
日本人にハードルの高い言葉キタコレ。

 

嘘でもなんでもなく、私は大麻・ドラッグに対する興味は皆無。タバコですら吸わない。
ソレ、日本人は文化的にかなり抵抗あるよ、と伝えると「そうだよね、知ってるよ」と。
(なお2019年現在、嗜好大麻を認めている州はかなり多いですが2014年当時はアメリカでも大っぴらに吸っている人を見かけることほぼなかった)

 

なんでそんなこと聞くの?と尋ねたところ
「自分は幼少期から吸っていて、一時期はかなりAddictな状態だった。
これではまずいと思い、10年ほど前に自分で決めてリハビリ施設に入り、生活を改善した。そのことも前の奥さんとの離婚の理由の1つ(EXがバツイチなのは知っていました)あれ以来全く吸ってないから安心してほしいけど自分の過去を知っておいてもらいたかった」と。

 

しょーげき。
やはり日本人として「マリファナジャンキーだった」と聞いて抵抗はかなりあった。

でも「もうやめて10年になる」ということ、またEXの仕事(セキュリティ)も、職務内容柄過去5年以内に大麻使用の経験が発覚した場合はクビになることなども含め、過去は過去と考えることにしました。
黙っていればわからないのに正直に話してくれた気持ちを誠意と捉え、前向きに向き合おう、と。

 

 

傷と勲章#4 約束を守らない人

私は比較的、自分のスケジュールを守りたいタイプの人間です。

もちろん、やむを得ないイレギュラーや突然のお誘いなどには臨機応変に対応する。
でも次の日仕事なら早く寝たい。1週間に2日しかない限られた休みの日は、役所関係のことや病院、また掃除洗濯など片付けたい。そして愛兎と遊びたい。そう思うのはさほど不自然なことじゃないですよね?

 

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前回書いた通り、深夜ディナーした後にEXは私の部屋に泊まるようになっていました。それだけでなく、23時に仕事が終わると私の都合を聞いてもいないのに私の部屋を訪ねてくるように。

 

今も続けていますが、私は仕事前に早く起きて早朝トレーニングをするのが日課。
ということは夜も早く寝たいのですよ。
ということはということは日付が変わるころに訪ねてこられてもうれしいどころか睡眠時間を削られるだけなのですよ。

 

なので「私は朝早く起きて走るの。夜はしっかり寝たいから平日は来ないで。来るのは休みの前日だけにしてほしい」と伝えました。そのかわり、休み前日は泊まって、翌日ここから一緒に出掛ければ迎えに来る手間もなくなるからいいんじゃない?と代替案も提案。

 

不服そうで何か言いたそうだがとりあえず了承したEX。

 

このように、この頃になるとEX自身(と元カノ)が契約をしているワイキキの部屋に帰ったり帰らなかったりという状況になっていたので、周囲が気付くと同時に私たちもデーティングのみの関係からきちんと「付き合っている」関係になっていき、休みの日には一緒に買いものに行ったりピクニックに行ったりすることもありました。

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とある休日の前夜。相変わらず飲んだ後の深夜。「明日は早く起きて〇〇へ出かけよう」とEXからの提案。何もなく休日が終わるのも嫌な私は喜んで賛成し「それなら明日は早朝ランしないで準備するね」と話し床につきました。

そして翌日。私は早く起きてお弁当を準備し、化粧もしていつでも出かけられる準備をしていたもののなかなか起きてこないEX。「叩き起こすのもな…」と思いそっとしておいたものの12時になっても1時になっても起きない。さすがにしびれを切らして2時頃に「ねえ、出かけるって言ってたよね?」と起こすと「昨日飲みすぎたから今日は行かない」と…。

 

「昨日提案したのそっちじゃん!こっちは朝の運動もしないで準備したのになんで平気で覆すの?」とちょっと強めに言った途端「お前はなんでいつも自分の時間のルーティーンを守ろうとするんだ!もっと臨機応変に対応できないとダメだろう!」とすごい勢いでの反論。

 

わーびっくり。逆ギレのお手本みたいなやつ出た。

 

あまりの自分勝手な言い草、そして怒鳴り口調での反論に思わず唖然とし黙るとそれを私の反省と取ったのか「〇〇は来週行こうね、今日はもう夕方だから飲みに行こう」と上機嫌で言い出すEX…。

 

別に私は「ルーティーン」を守ることをモットーとしているわけではないです。ただ、限られた時間を有効に使いたいということと、気持ちを踏みにじるようなことをしてほしくないだけ。休みの度に夕方まで部屋で寝てられても迷惑なだけ。

 

基本的に約束などにルーズな人が多いハワイ、例にもれずEXもゆるゆるな人でした。ストレスをためずにこの人と付き合っていくのはどうしたらいいのか…付き合い初期から頭を悩ませることになろうとは…

 

傷と勲章#3 元カノ疑惑

毎週恒例となりつつある深夜の飲み会。基本ハワイローカルは普段から陽気ですが、アルコールが入ると更に陽気になり盛り上がるEXはその寿司屋(日本人が板前をしている、長年人気のハイエンドのお店です)で人気の存在で、また店員さんだけでなくお客さん同士でも仲が良く、英会話が不得手の私にとってはとても輝いて見えました。そして徐々に惹かれていたのも事実です。

 

…まあ酒の弱い私に、少なからず「アルコールフィルター」がかかっていたとは思われますが。

 

勤務先のワイキキのデパートや、街中で一緒にいられることを目撃される機会も多くなり、だんだんと周囲も公認の関係になっていった私たち。
しかしどこにでも、「面白くないこと」を言ってくる人は一定数いるものです(関係ないですが、ハワイは特に多い気がします)
ある日ワイキキでさほど仲良くない知り合いに呼び止められ「れいちゃん、あの彼とどういう関係なの?」と聞かれた私。さほど親しい友達でもないし、興味本位の質問にどう答えたもんかねえ?と考えていたところ、こちらの返答を待たずに言われた。

 

「彼ってガールフレンドと一緒に住んでるよね?」

 

ぱーどぅん?

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付き合ってないなら関係ないけどねーじゃあねー、と言いながら離れていく彼女。爆弾落として去るとかテロか。宣戦布告か。

 

最近の日本はどうなのかよくわかりませんが、アメリカでははっきりと「告白」というものをされることはあまりありません。そして2人でお出かけをしたりごはんを食べたりする「デーティング」と呼ばれる期間は、他の異性と同時進行をしていても問題ないと考えられるのが通常です。
(デーティング期間に「どこ」まで進むのかはそれぞれの裁量です)

 

でも同棲はデーティングの域を超えてるし。そもそも彼女いるとか聞いてないし。

 

アメリカ人に婉曲話法というものは通じないので、直接聞いてみた。(実際下記は英語のやり取りです)
れい「一緒に住んでる女の子がいるって聞いたんだけど。彼女いるんじゃん」
EX「言ったし」
れい「聞いてねえ!つかそれ浮気やん!聞いたらあんたと出かけんわ!」
EX「つか彼女じゃなくて何年も前に別れた元カノだから」
れい「なおさら状況的におかしいやん!」

 

アメリカでは別れた後も元カレ元カノと友達関係を続けるのは当たり前な話。まあこれは日本でも比較的ある話だと思いますが。
更にすごいのは離婚後の元旦那元妻とも仲良しケースが多く、新しい奥さんとの新居のBBQに元妻が来るなんて話も珍しくありません。
日本人からしたら結構びっくりなことですよね。

 

何もない、もう終わった関係とは言われても正直私としては「一緒に住んでいる」という状況に納得がいかなかったのではっきりとそれに対して嫌悪を示し、クリアになるまでは関係を断つと告げました。

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また併せ、ずっと気になっていたこと。
いくら酒に強いアメリカ人でも、飲んだ後深夜運転して帰るのはいかがなものか、と伝えました。しかも件の寿司屋とEXの住むワイキキは車でも数十分の距離があるのです。アルコールが入ると陽気になる=感情の波がかなり昂るので、割り込みに対してクラクションを鳴らしたりFワードを出すことも気になる。

 

すると半ばキレながら「じゃあそんなに言うなら飲んだ後はYouのアパートに帰って泊まる!(当時私が住んでいたアパートは寿司屋からそう遠くないところにありました)これで元カノ問題も飲酒運転もクリアだろ!」と。

 

…いや、そういう問題じゃないだろ。
むしろ何も解決してないだろそれ…。

 

傷と勲章#2 デーティング初期

EXの仕事はセキュリティ。昼過ぎから出社して23時まで働くというシフトが基本でした。なのでEXの仕事終了後、かつ私が翌日休みの日は待ち合わせてディナー(というかもはや夜食)を共にしバイバイをするというスタイルのデートでした。

 

最近日本にも増えてきたようですが、アメリカには「ハッピーアワー」という、夕方早めの時間にオーダーすれば通常よりお得プライスでゲットできるというレストランが多く存在します。

そしてそれとは別に「レイトハッピーアワー」というものもあります。これは、一般的なディナーより遅い時間に行くとお得に楽しめる、というシステムで、夜10時すぎからという時間帯で設定しているお店が多いようです。

 

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EXのスケジュールの都合もあり、私たちもレイトハッピーアワーへ行くように。しかしあまり遅くなるとハワイ唯一の公共機関であるバスがなくなるという懸念があったのですが(当時はUBERもありませんでした)EXより「ベンツで送り迎えできるから大丈夫だ」との申し出。さらに行きつけの美味しい寿司屋があるから連れていきたい、とのこと。

 

愛車のベンツ+行きつけの寿司屋。

さらりと言ったけど、そのワードの組み合わせが「世界的大手企業で働いているし、金には困ってない」という風をにおわせていました。

当時極貧ビザワーカーで、ウサギの残り物のセロリで生きていたためガリガリだった私(笑えるけど実話)から見たら「やっぱり英語が流暢で、どんな会社でも働けるステータスがあるといい仕事にも就けるんだろうな」と、自分と未知の世界へ羨望を抱きました。

 

また同時に、送り迎えをしてくれたり行きつけのお店に連れて行ってくれたり…。

負けん気が強くて性格も目つきもきつく、ともすれば「可愛げがない女」と言われることすらある私。女性として扱ってくれている様子や特別扱いをされている感じは私にとって珍しく、また実際心地よくもありました。

 

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話は変わりますが私は下戸ではありませんが、かと言ってアルコールに強いわけではありません。しかし適度なら気分も盛り上がるので、お酒を飲むという行為自体は嫌いではありません。

EXと付き合っていた時も「アルコールが入れば苦手な英語を率先して話す勇気が出る」といつも思っていました。気が大きくなる、というのとはまた違うけど。店員さんなども慣れたもので、例えグダグダの英語でも「ああ、楽しんでくれているんだな」といった風で私に合わせてくれていました。こういうところはさすが日本人向けサービス業大国ハワイ。

 

まあ今から考えても、果たしてこの頃の「アルコールの力を借りた英会話」が英語上達に結び付いたのかどうかは不明ですが、英語に触れる機会が多くなったのは事実です。

 

しかしだんだんとEXへの疑問点だけでなく問題視される点や態度などが見えてくるようになってくるのです。

 

つづく

傷と勲章#1 ハワイ移住と出会い

大学を卒業し資格も取りいくつかの仕事を経て色々な経験を重ね、ある程度自由になる金もあるアラサー。
これがアメリカ移住時の私。

 

1年という期限付きのインターンビザ(J1ビザってやつ)でアメリカで仕事をし英語を話せるようになって帰り、日本で転職先を見つけよう、なんて軽い気持ちでスーツケース1つで訪れたハワイ。
ワイキキの某有名デパート内のコンシェルジュとして勤務を始めました。

 

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しかし1年なんてあっという間。しかもハワイ、日本人だらけで英語が全然上達しない!
…なんて焦っていたところ上司から就労ビザのオファー。もうちょっと勉強をしたかったのでありがたくお話を受け、移民局の審査もクリアしてE2という就労ステータスを無事取得。

 

ところでこれは私の偏見かもしれませんが「J1ビザ」と言うと「どうせ1年で帰国しちゃう」と思われるのか、あまり深い付き合いができる友達はあまりいませんでした。でも「E2取った」という段階になった途端に親しい友人ができ、特に独身同士で飲みに行ったり飲みに行ったり飲みに行ったり飲みに行ったり…
まあ飲み友達が多くできました(←)男女問わず四六時中よく飲んでました(←←)
元旦那(これからはEX-HUSBANDから取って”EX”と記載します)と出会ったのもその頃です。

 

私がコンシェルジュをしていたデパートのセキュリティーとして勤務をしていたEXとは、毎日のように顔を合わせていました。友人と飲みに行った店で会うことも度々。
当初の印象としては「日本語ができない割に、デパートを訪れる日本人やお店の人から声かけられると笑顔で丁寧に対応する人だな」ということと「細身で黒スーツ制服がよく似合う人だな」ということぐらい。「イケメン」という人もいましたが私にはよくわかりません(←)
…まあそんな感じの私、英語が不得手なのでさして深い話をすることもなく、あいさつだけでやり過ごしていました。好意も嫌悪も何もなかった当時。

 

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アプローチをしてきたのはEXから。「この間〇〇で飲んでるのを見かけたけどお酒が好きなの?今度飲みに行きませんか?」と。

 

ハワイ在住2年目、いい加減英語を上達させて日常会話くらいはスムーズにできるようにならなければ、と思っていた私。その時ちょうどフリーだったことや、普段の丁寧で紳士的な態度を見ていたこともあり「親しい飲み友達にでもなれば、使う機会も増えるし英語上達するかも!」という気持ちだけを抱いて仲良くなっていきました。

 

モラハラやDVをする人の特徴としてよく上げられるのは「外面がいい」ということ。親しくなる前の人や家の外ではきちんとした身なりをして、とても丁寧に親切で優しく接する。相手のことを気にかけ耳を傾ける。友達の評価はすこぶるいい。

 

思い出すとこの条件に当てはまっていたのだなあ、と何年も経ってから今更気づいてみたり。
友人内では評価がすこぶるいいEXなので、夜逃げして離婚した今、その友人たちの間では私はとんでもない悪者になっているようですよ…。

 

つづく