傷と勲章

私が受けたDVの実録。アメリカで闘って生きた誇り。

傷と勲章#4 約束を守らない人

私は比較的、自分のスケジュールを守りたいタイプの人間です。

もちろん、やむを得ないイレギュラーや突然のお誘いなどには臨機応変に対応する。
でも次の日仕事なら早く寝たい。1週間に2日しかない限られた休みの日は、役所関係のことや病院、また掃除洗濯など片付けたい。そして愛兎と遊びたい。そう思うのはさほど不自然なことじゃないですよね?

 

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前回書いた通り、深夜ディナーした後にEXは私の部屋に泊まるようになっていました。それだけでなく、23時に仕事が終わると私の都合を聞いてもいないのに私の部屋を訪ねてくるように。

 

今も続けていますが、私は仕事前に早く起きて早朝トレーニングをするのが日課。
ということは夜も早く寝たいのですよ。
ということはということは日付が変わるころに訪ねてこられてもうれしいどころか睡眠時間を削られるだけなのですよ。

 

なので「私は朝早く起きて走るの。夜はしっかり寝たいから平日は来ないで。来るのは休みの前日だけにしてほしい」と伝えました。そのかわり、休み前日は泊まって、翌日ここから一緒に出掛ければ迎えに来る手間もなくなるからいいんじゃない?と代替案も提案。

 

不服そうで何か言いたそうだがとりあえず了承したEX。

 

このように、この頃になるとEX自身(と元カノ)が契約をしているワイキキの部屋に帰ったり帰らなかったりという状況になっていたので、周囲が気付くと同時に私たちもデーティングのみの関係からきちんと「付き合っている」関係になっていき、休みの日には一緒に買いものに行ったりピクニックに行ったりすることもありました。

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とある休日の前夜。相変わらず飲んだ後の深夜。「明日は早く起きて〇〇へ出かけよう」とEXからの提案。何もなく休日が終わるのも嫌な私は喜んで賛成し「それなら明日は早朝ランしないで準備するね」と話し床につきました。

そして翌日。私は早く起きてお弁当を準備し、化粧もしていつでも出かけられる準備をしていたもののなかなか起きてこないEX。「叩き起こすのもな…」と思いそっとしておいたものの12時になっても1時になっても起きない。さすがにしびれを切らして2時頃に「ねえ、出かけるって言ってたよね?」と起こすと「昨日飲みすぎたから今日は行かない」と…。

 

「昨日提案したのそっちじゃん!こっちは朝の運動もしないで準備したのになんで平気で覆すの?」とちょっと強めに言った途端「お前はなんでいつも自分の時間のルーティーンを守ろうとするんだ!もっと臨機応変に対応できないとダメだろう!」とすごい勢いでの反論。

 

わーびっくり。逆ギレのお手本みたいなやつ出た。

 

あまりの自分勝手な言い草、そして怒鳴り口調での反論に思わず唖然とし黙るとそれを私の反省と取ったのか「〇〇は来週行こうね、今日はもう夕方だから飲みに行こう」と上機嫌で言い出すEX…。

 

別に私は「ルーティーン」を守ることをモットーとしているわけではないです。ただ、限られた時間を有効に使いたいということと、気持ちを踏みにじるようなことをしてほしくないだけ。休みの度に夕方まで部屋で寝てられても迷惑なだけ。

 

基本的に約束などにルーズな人が多いハワイ、例にもれずEXもゆるゆるな人でした。ストレスをためずにこの人と付き合っていくのはどうしたらいいのか…付き合い初期から頭を悩ませることになろうとは…